いびきの治療
いびきの治療について
いびきについて
●いびき(睡眠時無呼吸症候群)とは・・・
この病気の対応は、医科との連携が必要です。歯科だけで診断、処置できるものではありません。
無呼吸とは10秒間の呼吸の停止がある状態です。その状態が1時間に5回以上記録される場合は、病的と考えられ、いびき、日中においての眠気、熟睡感がないなど、さまざまな不快症状を感じます。
この病気によって
高血圧
狭心症
心筋梗塞
脳梗塞 などのリスク要因となります。
診断には
医療機関にて終夜睡眠ポリグラフィー検査(脳波、筋電図、眼球運動、睡眠時の
呼吸状態、血液中の酸素濃度)を行います。
治療法は
睡眠時の体位の工夫(横向きに寝る)
体重管理(太るといびきがでやすくなる)
生活習慣の見直し(たばこ、お酒)
CPAP治療(鼻から酸素を送って、無呼吸を防止すること)
手術療法
スリープスプリント(マウスピースをお口に入れて、気道を確保する)
などがあります.
当医院では、睡眠時無呼吸症候群と診断された患者様に、スリープスプリント(マウスピース)を作製して、治療に取り組んでおります。
おおまかな治療の流れは
いびきがひどくて疲れる
家族からうるさくて寝れないといわれる
日中もねむい
↓
耳鼻科、医療機関(総合病院)などで、いびきの検査
↓
睡眠時無呼吸症候群と診断される
↓
マウスピースでの治療を希望
↓
歯科医院を受診
↓
お口の中の検査
↓
歯型とり
↓
スリープスプリント作製、装着
↓
調整
医師の診断書(睡眠時無呼吸症候群)がないと健康保険の適用が出来ません。(無い場合は、自費で作製することは出来ます。費用:約5万円)
尚、スリープスプリントを作製する前には、虫歯の治療を事前に済ませる必要があります。